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2010年1月28日木曜日

kumofs その1・Macにkumofsを入れてみた

この記事は書きかけでMacがクラッシュしたため、当社比-120%の説明不足でお送りさせていただきます。

kumofsとは
・内側=KVS用のライブラリであるTokyoCabinet(mixi等で使用されている)を使用
・外側=グローバルスタンダードなmemcachedプロトコルでのやり取りが可能
・簡単にスケールアウトが可能なスケーラビリティを持ったKVS
という認識!

なんだかワクワクする構成なのでとりあえず試してみた

Macでのインストールをベースに書いていきます。


・gccのバージョンをあげる
kumofsのインストールにはgccの4.1以上が必要です
MacではXcodeをインストールする事によってgccがインストールされますが、デフォルトのバージョンは4.0.1です
4.2も一緒に入っているので、これを切り替えます

cd /usr/bin
sudo rm -rf cc gcc c++ g++
sudo ln -s gcc-4.2 cc
sudo ln -s gcc-4.2 gcc
sudo ln -s c++-4.2 c++
sudo ln -s g++-4.2 g++


・TokyoCabinetのインストール
最新のソースパッケージをダウンロードして

./configure
make
sudo make install


・MessagePack(C++API)
MessagePackはバイナリでシリアライズ可能な形式
JSONのバイナリ版みたいな感じ、JSONよりもシリアライズ/デシリアライズが高速で、容量も小さい

C/C++向けのソースパッケージをダウンロードして

./confifure
make
sudo make install


・MessagePack(RubyAPI)

gem install msgpack
でさくっと入るはずなんだけど何故かうまくいかなかったので、ソースからインストールする
Gitは http://code.google.com/p/git-osx-installer/ からダウンロード

git clone git://git.sourceforge.jp/gitroot/msgpack/msgpack.git
cd msgpack
cd ruby
ruby extconf.rb
make
sudo make install


・kumofsのインストール
最新のパッケージをダウンロードして

./configure
make
sudo make install

上記のインストールが終わっていれば正常にインストールされると思います

/usr/local/bin/kumo*
のファイルがあればOKです

次回は実際に起動をしてデータを入れてみます

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